「テンション構造の魅力を再考する」
1995年にスタートした構造デザインフォーラム(Structural Design Forum:SDF)は今年で24回目を迎えます。SDFは恒例の建築文化事業の一環に位置づけられており、昨年同様、建築会館・博物館ギャラリーで開催予定の「アーキニアリング・デザイン展2018」(11月9日(金)~16日(金))との連携を計りながら企画されました。今年度のSDFは、「テンション構造の魅力を再考する」と題して催されます。テンション材は、引張力のみ負担することで部材断面を省力化でき、ハイブリッド化することで軽快な建築表現を可能にします。2002年の日韓共催のワールドカップの際には、テンション材を用いたスタジアムが多数計画されていたが、2020年の東京オリンピック関連施設での使用は、ほとんどない状況です。合理的に大空間を構築可能なテンション構造の魅力を再考するために、主にケーブル材によるテンション構造に着目して、直近のプロジェクトを通して建築表現、構造デザイン等についてプレゼンテーションしていただきます。講演後、テンション構造の将来や、現状の技術的課題について討論します。
主催:
関東支部構造専門研究委員会
日時:
11月10 日(土)15:00~17:30(開場14:30)
定員:
85名(申込先着順)
参加費:
一般1,000円、学生500円
会場:
建築会館301・302会議室
(東京都港区芝5-26-20)
パネリスト(予定):
益子 拡(ユニバァサル設計)
山我信秀(NTTファシリティーズ)
田中初太郎(清水建設)
吉原 正(三菱地所設計)
モデレーター:
斎藤公男(日本大学名誉教授)
司会:
中村 伸(日本設計、設計WG委員)
申込方法:
申込受付は終了いたしました。
問合せ:
日本建築学会関東支部
TEL:03-3456-2050 E-mail:kanto@aij.or.jp